いけばなの世界から見えるもの!人、自然、宇宙、存在…

生物

 生きものたち         かけがえのない「いのち」のかたち!

 庭で出会う生きものたち   ~ 2013年4月‐7月 ~

     2013年8月5日(月)

庭で出会う生きものたちへ 

家の小さな庭にも毎年繰り返し四季が訪れる。
季節の変わり目をいろいろな植物が咲いて教えている。
つぎつぎに季節を追って、狭い庭だけでなく、広い地域一帯の同じ花どうしが申し合わせたように時を同じにして咲いている。
不思議なことだ。

花は、昆虫なしでは生きられない。

 冬の散歩道     ( ~近くの遊歩道にて~)

     2013年1月25日(金)

冬の散歩道 

特に朝の散歩がいい。白い世界に昇る朝日のグラデーション。刻々と変化する空気の色。
年に1~2回現れるかどうかの深い霧の朝は幻想的だ。

家の裏手には田園が広がり、二つの学校と市営テニス場を貫くようにして整備された公園のような遊歩道が、田を潤す農業用水に沿って真っ直ぐに4kmほど続き、阿賀野川の河川敷公園まで続いている。

 生存への叫び!     ( 原発再稼働抗議運動の激動)

     2012年7月20日(金) 7,27, 8.3, 8.10, 8.17, 8.24, 8.31 の映像  s_youtube.png

生存への叫びへ 

日本中の熱気をおびた一日が終わった。

反原発抗議行動が全国で30数か所と未曾有の広がりをみせている。
さすがに見てみねふりをしてきた公共放送NHKも取り上げざるを得なくなった。
新潟でも遅まきながら、初の抗議行動が民主党新潟県連前で行なわれた。

 春の山「笑う」     ( 魚沼の山に春を訪ねて)

     2012年5月2日(水)

魚沼の春 

春山勝事多し、夜帰るを忘れて賞翫す

水を掬くすれば月手に在り、花を弄すれば香り衣に満つ

興来らば遠近無く、芳菲を惜しんで去かんとす

南に鳴鐘の処を望めば、楼台は翠微に深し

 冬の渡り鳥       ( 新潟の豊かな自然にふれて)

     2012年2月8日(水)

冬の渡り鳥へ 

潟の冬はロシアのシベリアから渡ってくる鳥たちの宝庫である。
新潟市の中心部には「鳥屋野潟」車で小一時間の所には東に「福島潟」西に「佐潟」そして南には「瓢湖」(阿賀野市)があり、数万羽におよぶ渡り鳥たちが翼を休めている。
雪国のつかの間の晴れ間となった2月5日と6日にかけて四つの湿地帯に撮影に出かけた。

 重苦しい憂鬱      ~名もなき小さきものたちよ!~

     2011年8月29日(月)

重苦しい憂鬱へ 

べてはここから始まった。

3,11。空前の大震災と三陸地方を一変させた大津波。その直後に起こった福島第一原発の爆発事故である。

即日、アメリカは自国民に原発から半径80km以上離れるよう退避勧告を出した。

しかし日本政府は半径3km、10㎞、20km…

 五月の野鳥たち     ( 新潟の豊かな自然にふれて)

     2011年5月8日(日)

五月の野鳥たちへ 

葉が茂り、鳥たちのさえずりが聞こえてくる爽やかな五月。

田植えが始まるころから新潟が最も過ごしやすい季節を迎える。
気分を一新しようと新しいカメラを持って試し撮りにぶらりと出かけてみた。

 大空を翔るもの     (ロシア極東便の運休を聞いて)

     2011年4月26日(火)

大空を翔るものへ 

月末から再開するはずだったロシア極東地域への新潟便が運休している。

福島原発の事故で乗客の激減が原因で航空会社から休止の申し入れがなされたとのことだ。

原発事故がこの先の日本経済の復興や様々な分野でどれほどの重大な影を落としていくことか。

 (ただす)の森にて

     2011年3月9日(水)

糺(ただす)の森にてへ 

しぶりで3月の初旬の早朝の糺の森をゆっくり散歩することができた。

千二百年前の京都の面影を今に伝える貴重なエリアがここ下鴨神社の境内を囲む「糺の森」である。

中京区の高野川と賀茂川が合流する地点から上の三角形の頂点から奥がその領域になる。

 「木」 のいのち

     2011年2月3日(木)

木のいのちへ 

朝、起きがけに聞くラジオでヒノキのことを言っていた。
桧を縦に割り、芯の部分に火をつけると芯の赤みを帯びた部分が勢いよく燃えるのだという。それも生木がである。
ヒノキという名前は「火の木」からきたのだろうか。
桧は水にも強く腐りにくいことと、何より驚異的な持久力を持っていることは知られている。

 「モノ」 のいのち

     2010年8月25日(水)

「30年以上前、佐藤晴子先生と青山幸様から母へ贈られた現役のお祝いの時計 

本人には元来モノを大事にする国民性がある。
今また「モッタイナイ」という言葉が世界的に脚光を浴びている。
仏教芸術や骨董品にはある種の独特の味わいがあるように、長く存在してきたものには、それなりの存在に価する何かがある。
「愛着」と一言でいってもいい。

 虫の音(ね)                竹の昆虫

     2010年8月10日(火)

虫の音へ 

年の暑さは猛烈である。
温暖化の影響がどんどん加速してきているように思える。
気がつくと、もう虫の音が聞こえるようになっていた。
ある夏の夜。一匹の「ツユムシ」が玄関に生けた花の傍で息絶えていた。
その美しい緑色とやさしい姿に心ひかれ、脚の長さや、触覚の長さを計り、庭の竹で標本を作ることを思いついた。

 生きものたちの叫び

     2010年5月22日()

ナナカマドの花と蜂 

日は、1992年の国連地球サミットで採択された「国際生物多様性の日」だ。
日本政府は、水田の生物多様性の重要性からその保全を強化する旨を、同条約第10締約国会議(COP10)で採択する決議に盛り込み、河川や池から水田に移動して食料になる魚類やその他の水生生物など、様々な種が生息できる自然環境を維持する政策を取ることを締約国に要請するとしている。

 京都三月 「梅」 を見て思うこと

     2010年3月9日(火)

北野天満宮 

月のはじめ、私が毎年京都で必ず訪れるところが「北野天満宮」である。
あの梅に会いに行く。
若いころ、いけばなをはじめたときは、歴史にはそれほど興味がなかったというのが本音だ。
不思議なもので、いけばな嵯峨御流の総司所が嵯峨野大覚寺にあることだけで認識が変わっていった。

  尾瀬で出会った生きものたち

     2010年2月11日(木)

尾瀬の生きものたちへ 

10月11日に奥只見湖を通って「尾瀬沼」に入った。
その年の11月2日には鳩待峠から「尾瀬ヶ原」に入る。
もう冬のたたずまいを見せている尾瀬ヶ原に降り立った時、今まで感じたことのない開放感が体いっぱいに広がった。
それが、43回も足を運ぶことになる尾瀬との付き合いの始まりだった。          
          

  山で出会った生きものたち

     2010年1月25日(月)

日本カモシカ
 

では、いろいろな野生動物に会った。
尾瀬の至仏山を鳩待峠からまだ薄暗い山道を登り始めて20分くらいたったとき、突然目の前にまるでぬいぐるみのような小さな小さな「オコジョ」が現れた。
背中がこげ茶色でお腹が純白の、それはよく動き回る、2匹のかわいい子供の「オコジョ」だ…

  庭で出会った生きものたち

     2010年1月1日(金)            

都忘れにハナアブ 

番身近で四季の変化を観察できるのが我家の庭である。
植物や昆虫や動物、そして毎年やってくるのを楽しみにしている庭木で休む鳥たちをここ数年観察している。

いつごろからだっただろうか、庭の草木や訪れる鳥や昆虫に変化が起きていることを感じ始めたのは…。

  愛犬 「メイ」 のこと

     2010年1月30日()            

メイちゃんへ
 

達の最愛の家族だった愛犬「メイ」のことを書こう。

メイはシェットランド・シープドック。通称「シェルティ」、我が家に5月に来ることになったので私が「メイ」と名付けた。

口というのか鼻がといえばよいのかこれが長い。大きな耳をぴんと立てるといかにも精悍な顔つきになる。

  」 のこと

     2010年3月3日(水)

花のことへ
 

はすごい戦略家だ。ときに植物は動物より数段生きる能力に長けているのではないかとさえ思う。

山奥の手つかずの自然のなかに入ることで野生の感覚が蘇るような気がして新潟近辺の山へもよく通った。

花に会いに行く目的の登山もあった。エーデルワイスの仲間、ホソバヒナウスユキソウに会いたくて登った「至仏山」…




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